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税理士 長嶋佳明
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2012.03.20
相続税基礎控除の改正による相続税の増税効果

【ご質問】
相続税の改正が予定されていると聞きました。
いつから相続税は改正されるのでしょうか?

また、相続税の基礎控除が引き下げられることで、相続税はどれくらい増税になるのでしょうか?

 

 

【税理士長嶋の回答】
相続税の改正は、平成27年1月1日から予定されています。

ただし、国会に法案が提出され可決されることを前提としています。
今後、この予定がさらに延びる可能性もあります。

相続税の基礎控除が引き下げられることによる相続税への影響は、次に詳しくご説明します。

 

 

【相続税の基礎控除が引き下げられる】
相続税が改正された場合、最も大きく影響を与えるのは、基礎控除の引き下げです。
この改正により、相続税を払う人が増加すると言われています。

現在の相続税法では、基礎控除は次の算式で計算します。
「5000万円+1000万円×法定相続人の数」

 

改正が予定されているのは、次の算式です。
「3000万円+600万円×法定相続人の数」

 

・5000万円が3000万円
・1000万円が600万円
となりますので、相続税の基礎控除は現在よりも6割になるとご理解いただけると思います。

 

 

【相続税の基礎控除が引き下げられる具体的な影響は?】
例えば、
資産:1億5000万円
相続人:子供2人

のご家庭の場合、相続税は640万円の増税となります。

 

<現在の相続税法>
1億5000万円-7000万円(基礎控除)=8000万円。

8000万円×1/2=4000万円。

4000万円×20%-200万円=600万円。
600万円×2人=1200万円(相続税2人分の合計)

 

<改正予定の相続税法>
1億5000億円-4200万円(基礎控除)=1億800万円。

1億800万円×1/2=5400万円。

5400万円×30%-700万円=920万円
920万円×2人=1840万円(相続税2人分の合計)

 

相続税の改正により、税率の区分が20%から30%に引き上がりました。
このように、相続税の税率区分がワンランクアップすることになれば、相続税の増税効果はより大きくなってきます。

 

 

【相続税申告Q&A参考ブログ】
・相続税の最高税率、平成27年から引き上げへ(2013.01.19)

・相続税の基礎控除改正は平成25年度税制改正へ先送り(2012.07.10)

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